2019年(平成31年/令和元年)の祝日やゴールデンウィークがどうなるか、何連休となるかの決定内容をご紹介します。
新元号「令和」に変わり、2019年の天皇誕生日の祝日はどうなるかも説明します。
政府は、新天皇が即位を宣言する「即位礼正殿の儀」が行われる2019年10月22日(火)も、2019年限りの祝日にすることを決定しました。
天皇の退位等に関する皇室典範特例法(平成29年法律第63号)を踏まえ、天皇の即位に際し、国民こぞって祝意を表するため、天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律(平成30年法律第99号)が2018年12月14日(金)に公布され、即位の日及び即位礼正殿の儀が行われる日が休日(祝日の扱い)となりました。 (施行日:2018年12月14日(金))
2019年に限り、ゴールデンウィーク(GW)は10連休になることが決定しました。1948年以降で最長の連休となります。
政府は、皇太子殿下が即位される2019年5月1日(水)を、天皇の即位の日として2019年限りの祝日にすることを決定しました。
祝日法では、祝日に挟まれた平日を国民の休日にすると定められています。2019年4月30日(火)と2019年5月2日(木)は祝日に挟まれた平日のため、国民の休日となります。
そのため、2019年4月27日(土)~2019年5月6日(月)の10連休となります。
2019年のGWが10連休となるため、旅行会社で海外旅行の申し込みが例年より増加しているようです。
2019年のGWは、が国内旅行人数、海外旅行人数ともに過去最高となったそうです。
2019年(平成31年/令和元年)の天皇誕生日は、祝日にはなりません。
2019年5月1日(水)に皇太子殿下が新たな天皇に即位されるため、天皇誕生日は、天皇陛下の誕生日である12月23日から、皇太子殿下の誕生日である2月23日に変更となります。
天皇誕生日の変更となる2019年5月1日(水)は、新たな天皇誕生日の2月23日を過ぎています。
そのため、2019年12月23日は天皇誕生日の祝日ではなくなりました。
令和の意味、万葉集の引用文、令和元年はいつからか、大正・昭和・平成はいつからいつまでかをご紹介します。
新元号が令和となった経緯・考案者・他の候補についても説明します。
令和のアルファベットの頭文字での表記は「R」です。
過去の元号である明治(M)、大正(T)、昭和(S)、平成(H)と重複しない様に配慮されています。
令和元年は2019年5月1日(水)からです。
【大正の期間】
1912年7月30日(火)~1926年12月24日(金)
【昭和の期間】
1926年12月25日(土)~1989年1月7日(土)
【平成の期間】
1989年1月8日(日)~2019年4月30日(火)
【令和の期間】
2019年5月1日(水)~現在
【「令和(れいわ)」の出典】
日本最古の歌集『万葉集』巻五、梅花の歌三十二首あわせて序
【「令和(れいわ)」の引用文】
初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香
【「令和(れいわ)」の書き下し文】
初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(かぜやはら)ぎ、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す。
厳しい冬の寒さに耐えて、初春に美しい花として咲く「梅の花」から引用されています。
「梅の花」は、力強い生命力が感じられ、凛としてとても美しい花です。
元号は、漢字2文字で次の時代への思いを表しており、「令和(れいわ)」は希望に満ちた美しい元号だと思います。
新元号の発表では「令和」の考案者は明らかにしないとのことでしたが、明らかになりました。
「令和」の考案者は国文学者の中西進さんです。
国と国の間に和がある状態が平和であり、「令和」には平和への祈りが込められていると考えているようです。
「令」に一番近い日本語は「うるわしい」という言葉だそうです。
「うるわしい」とは、整っている美しさのことです。
「令和」は「令しく(うるわしく)平和に生きる日本人の原点」というメッセージを含んだ2文字で、とても良い元号だと思います。
令和以外の新元号の候補としては、以下5案でした。
2019年4月30日(火)に天皇陛下が生前退位されます。
それに伴い、皇太子殿下が新たな天皇に即位される2019年5月1日(水)から、新元号となります。
新元号の公表時期は、2019年4月1日(月)の11時30分に菅義偉官房長官が会見で発表し、正午ごろに安倍晋三首相が会見することが決定しました。
平成に改元したときは、小渕恵三官房長官が新元号についての首相談話を発表しましたが、今回は安倍晋三首相自らが新元号に込められた意義や国民へのメッセージを発表します。
天皇陛下の在位30年記念式典が開催される2019年2月24日(日)より後に、公表されるのではないかと予想されていました。
しかし、政府は、行政システムの改修期間をなるべく確保することを優先するため、「改元1カ月前の公表」で2019年4月1日(月)に公表となりました。
過去の元号は中国古典から取られています。新元号の候補には、中国古典だけでなく日本書紀などの国書から取る案も含まれていることが分かっています。
過去の元号は中国文学や東洋史の学者で考案されていましたが、新元号では、日本文学などの学者にも考案を依頼されています。
「昭和」から「平成」に改元した時の最終候補は、「平成(へいせい)」、「修文(しゅうぶん)」、「正化(せいか)」の3つでした。
「修文(しゅうぶん)」、「正化(せいか)」は、ローマ字表記の頭文字が、「昭和(しょうわ)」と同じ「S」で紛らわしいこともあり、「平成(へいせい)」が選ばれました。
新元号についても、ローマ字表記の頭文字が過去の元号(明治:M、大正:T、昭和:S、平成:H)と重複しないようにする方向で検討している様です。
新元号1文字目は、「和(わ)(W)」、「永(えい)(E)」、「栄(えい)(E)」、「光(こう)(K)」、「安(あん)(A)」などが予想されています。
新元号は、「和平(わへい)(W)」、「永安(えいあん)(E)」、「栄安(えいあん)(E)」、「光明(こうめい)(K)」、「安久(あんきゅう)(A)」、「永光(えいこう)(E)」などが予想されています。
2019年以降について、新しい元号が正式決定されるまでは、シンプルWebカレンダーは「平成」と表示しています。
⇒新元号の「令和(れいわ)(R)」に表示を変更しました。
2019年4月1日(月)に新元号を決定するまで、20案程度から絞り込んでいます。
20案の中には、過去に例の無い日本書紀などの国書から取る案も複数含まれている様です。
20案から選定するにあたり、「読みやすさ」、「書きやすさ」、「国民の理想としてふさわしいような、よい意味」などが基準となります。
最終的に2案~5案程度が選ばれ、有識者などで正式に決定されます。
以下、新元号で考慮する条件を、複数の政府関係者が明らかにしました。
2019年からの新元号は、「令和(れいわ)(R)」に決定しました。
2019年4月1日(月)の11時30分過ぎに菅義偉官房長官が会見で発表しました。
平成は、2019年4月30日(火)までとなり、2019年5月1日(水)に施工され、平成から令和に変わります。
「令和(れいわ)」の出典は、日本最古の歌集「万葉集」となります。国民文化を象徴する国書である万葉集の梅の花の歌から引用されたものです。
「令和(れいわ)」は初めて日本古典から引用された元号で、歴史上初めて国書を典拠とする元号となります。
「令(れい)」という字には、「良い」や「立派な」、「喜ばしい」などの意味があります。
「令(れい)」は、候補としては上がったことがある漢字のようですが、元号として初めて使用される漢字です。
「和(わ)」という字には、「なごやかな」、「仲の良い」などの意味があります。
「和(わ)」は、元号として過去19回使用されており、今回で20回目となります。
どちらの漢字も希望に満ちた漢字2文字で、前向きで力強く、とても良い元号だと思います。
山中伸弥京大教授ら各界の有識者9人による「元号に関する懇談会」で意見を聴いた上で「令和(れいわ)」に決定しました。
安倍晋三首相自らが、新元号に込められた意義や国民へのメッセージを発表しました。
新元号の「令和(れいわ)」に込められた意義は、
「人々が美しく、心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」
です。
国民へのメッセージとして、
「広く国民に受け入れられ生活に根ざすことを願う」
「あすへの希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる時代を国民と共につくりあげていきたい」
「若い世代にも夢・希望に向かい活躍できる時代であってほしい」
などが発表されました。
安倍晋三首相は、2006年~2007年の1次政権時代から「元号の典拠は国書の方がいいよね」と持論を語っており、それが実現したことになります。
2019年4月1日(月)の記者会見では、国書へのこだわりが表れており、
「我が国の悠久の歴史、薫り高き文化、そして四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいくべきだ」
と語っています。
会見では、SMAPの「世界にひとつだけの花」を平成を代表する歌として引き合いにだして、
「厳しい寒さの後に見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたいとの願いを込めた」
と語っていました。
和暦から西暦を変換、西暦から和暦を変換できる対応表・早見表です。
元号が明治・大正・昭和・平成・令和の和暦と西暦を変換することができます。
西暦 | 和暦 |
---|---|
2024年 | 令和6年 |
2023年 | 令和5年 |
2022年 | 令和4年 |
2021年 | 令和3年 |
2020年 | 令和2年 |
2019年 | 平成31年(~4月30日)/令和元年(5月1日~) |
2018年 | 平成30年 |
2017年 | 平成29年 |
2016年 | 平成28年 |
2015年 | 平成27年 |
2014年 | 平成26年 |
2013年 | 平成25年 |
2012年 | 平成24年 |
2011年 | 平成23年 |
2010年 | 平成22年 |
2009年 | 平成21年 |
2008年 | 平成20年 |
2007年 | 平成19年 |
2006年 | 平成18年 |
2005年 | 平成17年 |
2004年 | 平成16年 |
2003年 | 平成15年 |
2002年 | 平成14年 |
2001年 | 平成13年 |
2000年 | 平成12年 |
1999年 | 平成11年 |
1998年 | 平成10年 |
1997年 | 平成9年 |
1996年 | 平成8年 |
1995年 | 平成7年 |
1994年 | 平成6年 |
1993年 | 平成5年 |
1992年 | 平成4年 |
1991年 | 平成3年 |
1990年 | 平成2年 |
1989年 | 昭和64年(~1月7日)/平成元年(1月8日~) |
1988年 | 昭和63年 |
1987年 | 昭和62年 |
1986年 | 昭和61年 |
1985年 | 昭和60年 |
1984年 | 昭和59年 |
1983年 | 昭和58年 |
1982年 | 昭和57年 |
1981年 | 昭和56年 |
1980年 | 昭和55年 |
1979年 | 昭和54年 |
1978年 | 昭和53年 |
1977年 | 昭和52年 |
1976年 | 昭和51年 |
1975年 | 昭和50年 |
1974年 | 昭和49年 |
1973年 | 昭和48年 |
1972年 | 昭和47年 |
1971年 | 昭和46年 |
1970年 | 昭和45年 |
1969年 | 昭和44年 |
1968年 | 昭和43年 |
1967年 | 昭和42年 |
1966年 | 昭和41年 |
1965年 | 昭和40年 |
1964年 | 昭和39年 |
1963年 | 昭和38年 |
1962年 | 昭和37年 |
1961年 | 昭和36年 |
1960年 | 昭和35年 |
1959年 | 昭和34年 |
1958年 | 昭和33年 |
1957年 | 昭和32年 |
1956年 | 昭和31年 |
1955年 | 昭和30年 |
1954年 | 昭和29年 |
1953年 | 昭和28年 |
1952年 | 昭和27年 |
1951年 | 昭和26年 |
1950年 | 昭和25年 |
1949年 | 昭和24年 |
1948年 | 昭和23年 |
1947年 | 昭和22年 |
1946年 | 昭和21年 |
1945年 | 昭和20年 |
1944年 | 昭和19年 |
1943年 | 昭和18年 |
1942年 | 昭和17年 |
1941年 | 昭和16年 |
1940年 | 昭和15年 |
1939年 | 昭和14年 |
1938年 | 昭和13年 |
1937年 | 昭和12年 |
1936年 | 昭和11年 |
1935年 | 昭和10年 |
1934年 | 昭和9年 |
1933年 | 昭和8年 |
1932年 | 昭和7年 |
1931年 | 昭和6年 |
1930年 | 昭和5年 |
1929年 | 昭和4年 |
1928年 | 昭和3年 |
1927年 | 昭和2年 |
1926年 | 大正15年(~12月25日)/昭和元年(12月25日~) |
1925年 | 大正14年 |
1924年 | 大正13年 |
1923年 | 大正12年 |
1922年 | 大正11年 |
1921年 | 大正10年 |
1920年 | 大正9年 |
1919年 | 大正8年 |
1918年 | 大正7年 |
1917年 | 大正6年 |
1916年 | 大正5年 |
1915年 | 大正4年 |
1914年 | 大正3年 |
1913年 | 大正2年 |
1912年 | 明治45年(~7月30日)/大正元年(7月30日~) |
1911年 | 明治44年 |
1910年 | 明治43年 |
1909年 | 明治42年 |
1908年 | 明治41年 |
1907年 | 明治40年 |
1906年 | 明治39年 |
1905年 | 明治38年 |
1904年 | 明治37年 |
1903年 | 明治36年 |
1902年 | 明治35年 |
1901年 | 明治34年 |
1900年 | 明治33年 |
1899年 | 明治32年 |
1898年 | 明治31年 |
1897年 | 明治30年 |
1896年 | 明治29年 |
1895年 | 明治28年 |
1894年 | 明治27年 |
1893年 | 明治26年 |
1892年 | 明治25年 |
1891年 | 明治24年 |
1890年 | 明治23年 |
1889年 | 明治22年 |
1888年 | 明治21年 |
1887年 | 明治20年 |
1886年 | 明治19年 |
1885年 | 明治18年 |
1884年 | 明治17年 |
1883年 | 明治16年 |
1882年 | 明治15年 |
1881年 | 明治14年 |
1880年 | 明治13年 |
1879年 | 明治12年 |
1878年 | 明治11年 |
1877年 | 明治10年 |
1876年 | 明治9年 |
1875年 | 明治8年 |
1874年 | 明治7年 |
1873年 | 明治6年 |
1872年 | 明治5年 |
1871年 | 明治4年 |
1870年 | 明治3年 |
1869年 | 明治2年 |
1868年 | 慶応4年/明治元年 |