手を洗う時の水の温度は?温水と冷水どちらが効果的?正しい手洗い方法でなぜ手を洗わないといけないか?

手洗いは、新型コロナウイルスやインフルエンザ・風邪などの感染症予防や、食中毒の予防に有効です。
せっかく手洗いをしても、雑にしてしまうと、あまり効果がありません。
正しく手洗いをすることが大切です。

「手を洗う時の水の温度は?温水と冷水どちらが効果的か?」「正しい手洗い方法」について紹介します。

手洗いでは、『なぜ手を洗わないといけないか?』を理解しておくと、意識的に正しい手洗いができる様になると思います。 「なぜ手を洗わないといけないか?」「いつ手を洗うのが効果的か?」も紹介します。

目次


手洗いに使う水の温度は?温水と冷水どちらが効果的?

米国のラトガース大学の研究によると、
手洗いに使う水の温度は、温水でも冷水でも効果は変わらないようです。

煮沸消毒など熱は殺菌に有効ですが、手洗いで使用する水の温度では、温水でも冷水でも減菌効果は変わらなったようです。

快適な温度の水で手洗いをすれば良いでしょう。

なぜ手を洗わないといけないか?手洗いの大切さ

『なぜ手を洗わないといけないか?』は、
正しく手を洗うことで、手に付着した病原微生物を洗い流すことができるからです。
病原微生物を自分だけでなく、家族や他の人へ付けないためにも、手洗いは大切です。

手から病原微生物が体内に侵入し感染しやすい

風邪やインフルエンザなどの感染症や食中毒は、病原微生物が体内に侵入することで引き起こされます。

感染症や食中毒の原因となる病原微生物は、特に人の手から体内に侵入します。

人が多い場所やトイレ、キッチンなどで、さまざまなものに触れると、病原微生物が手に付着する場合があります。
病原微生物が付着した手で、目や鼻、口などを触ることで、病原微生物が体内に侵入してしまうといったケースが特に多いです。

手に付着した病原微生物は洗い流すことができる

生活をしていく中で、病原微生物が手に付着することを避けるのは難しいです。
しかし、正しく手を洗うことで、付着した病原微生物を洗い流すことができます。

正しく手を洗い、病原微生物を自分自身以外にも付けないことが大切です。

いつ手を洗うのが効果的?

病原微生物が付着しやすい場所に行った後と、病原微生物を特に付着させてはいけないものを扱う前に、手洗いで病原微生物を洗い流すと効果的です。

【例:病原微生物が付着しやすい場所に行った後】 【例:病原微生物を特に付着させてはいけないものを扱う前】

手を洗う前の重要ポイント

効果的な正しい手の洗い方

  1. 流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこする。
  2. 手の甲をのばすようにこする。
  3. 指先・爪の間を念入りにこする。
  4. 指の間を洗う。
  5. 親指と手のひらをねじり洗いする。
  6. 手首も忘れずに洗う。
  7. 石けんで洗い終わったら、十分に水で流す。
  8. 清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かす。

手を洗う時の重要ポイント

手を洗った後の重要ポイント


『咳エチケット』と『正しいマスクの着用方法』で家族へ感染させない対策

マスクの着用を含む咳エチケットは、
新型コロナウイルスやインフルエンザ・風邪などの感染症対策の基本です。

個人個人が、咳エチケットで、家族や他の人に感染させないようにすることが大切です。
咳エチケットと正しいマスクの着用方法をご紹介します。

なぜ咳エチケットをしないといけないか?

『なぜ咳エチケットをしないといけないか?』を理解しておくと、
意識的に正しい咳エチケットができる様になると思います。

『なぜ咳エチケットをしないといけないか?』は、
家族や他の人に感染症を感染させないため
です。

咳やくしゃみをするときに、飛沫にウイルスが含んでいるかもしれません。
ウイルスを含んだ飛沫が他の人に付着すると、感染させてしまう可能性があります。

新型コロナウイルスやインフルエンザなど、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症は多いです。

咳エチケットとは

咳エチケットとは、咳やくしゃみで他の人に飛沫が付着しないようにすることです。
具体的には、咳やくしゃみをする時に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。

正しい咳エチケットで、家族や他の人に感染症を感染させないようにしましょう。

感染させない咳エチケットの正しい事例

  1. ◎マスクを着用する。

    ※鼻からあごまでを覆い、隙間がないように着用する。
    ※マスクの取扱説明書をよく読み、正しく着用する。

  2. ◎ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う。
  3. ◎とっさの時は上着の内側や袖で覆う。
  4. ◎咳やくしゃみを手でおさえてしまった場合は、手を洗う。
  5. ◎周囲の人からなるべく離れて咳やくしゃみをする。

感染させやすい咳やくしゃみの悪い事例

  1. ×咳やくしゃみを手でおさえる。


    咳やくしゃみを手でおさえると、
    その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着します。
    ドアノブなどを介して他の人に病気をうつす可能性があります。

    咳やくしゃみを手でおさえてしまった場合は、手を洗いましょう。

  2. ×何もせずに咳やくしゃみをする。


    咳やくしゃみをするとき、飛沫が2メートルほど飛びます。
    飛沫にウイルスが含んでいる場合、他の人に病気をうつす可能性があります。

    咳やくしゃみをする時は、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖で、口や鼻をおさえましょう。

マスクを正しく着用する方法

  1. 鼻と口の両方を確実に覆う。
  2. ゴムひもを耳にかける。
  3. 隙間がないように調整する。

    隙間があいていると、ウイルスを含んだ飛沫やほこりを吸い込みやすくなります。
    マスクの効果が低くならないように隙間ができないように調整しましょう。

マスクを使用中の注意事項

マスクを使用中は、マスクをなるべく触らないように注意しましょう。
特に、鼻や口を覆うフィルター部分には触らないようにしましょう。

鼻や口を覆うフィルター部分には、ウイルスを含んだ飛沫が付着している可能性が高いためです。
フィルター部分に触ってしまった際は、手を洗いましょう。

マスクを正しく外す方法

マスクを外す際は、ゴムひも部分を持ち、フィルター部分を触らないように外します。

鼻や口を覆うフィルター部分には、ウイルスを含んだ飛沫が付着している可能性が高いためです。
フィルター部分に触ってしまった際は、手を洗いましょう。

マスクを正しく捨てる方法

フィルター部分を触らない様にマスクを外し、蓋つきのゴミ箱やビニール袋に入れて捨てましょう。

マスクを捨てた後は、手を洗いましょう。

まとめ

感染症の原因となるウイルスや、食中毒をおこす病原微生物を洗い落とすためには、正しく手を洗うことが必要です。
個人個人が正しく手を洗い、健康を保つことで、家族や他の人へ感染させないようにしましょう。

マスクの着用を含む咳エチケットは、家族や他の人に感染させないために必要です。
個人個人が咳エチケットや正しくマスクを着用することで、家族や他の人へ感染させないようにしましょう。

出典・コンテンツを編集:厚生労働省ホームページ