令和元年はいつから?万葉集の引用文と意味

令和の意味、万葉集の引用文、令和元年はいつからか、大正・昭和・平成はいつからいつまでかをご紹介します。
新元号が令和となった経緯・考案者・他の候補についても説明します。

目次


令和のアルファベットの頭文字表記

令和のアルファベットの頭文字での表記は「R」です。

過去の元号である明治(M)、大正(T)、昭和(S)、平成(H)と重複しない様に配慮されています。

令和元年はいつから?大正・昭和・平成はいつからいつまで?

令和元年は2019年5月1日(水)からです。

【大正の期間】
1912年7月30日(火)~1926年12月24日(金)

【昭和の期間】
1926年12月25日(土)~1989年1月7日(土)

【平成の期間】
1989年1月8日(日)~2019年4月30日(火)

【令和の期間】
2019年5月1日(水)~現在

2019年(令和元年)以降の天皇誕生日がどうなるかの説明を見る

「令和(れいわ)」の引用文が美しい!典拠は万葉集

【「令和(れいわ)」の出典】
日本最古の歌集『万葉集』巻五、梅花の歌三十二首あわせて序

【「令和(れいわ)」の引用文】
初春月、気淑風、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香

【「令和(れいわ)」の書き下し文】
初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(かぜやはら)ぎ、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す。

厳しい冬の寒さに耐えて、初春に美しい花として咲く「梅の花」から引用されています。
「梅の花」は、力強い生命力が感じられ、凛としてとても美しい花です。
元号は、漢字2文字で次の時代への思いを表しており、「令和(れいわ)」は希望に満ちた美しい元号だと思います。

「令和」の考案者が明らかになりました

新元号の発表では「令和」の考案者は明らかにしないとのことでしたが、明らかになりました。
「令和」の考案者は国文学者の中西進さんです。
国と国の間に和がある状態が平和であり、「令和」には平和への祈りが込められていると考えているようです。
「令」に一番近い日本語は「うるわしい」という言葉だそうです。
「うるわしい」とは、整っている美しさのことです。

「令和」は「令しく(うるわしく)平和に生きる日本人の原点」というメッセージを含んだ2文字で、とても良い元号だと思います。

令和以外の新元号の候補案

令和以外の新元号の候補としては、以下5案でした。

【生まれ年・年齢から干支】【今年や来年は何どし?】がわかる早見表
干支(十二支)の順番・覚え方

なぜ2019年に新元号になる?2019年以降の新元号について

2019年4月30日(火)に天皇陛下が生前退位されます。
それに伴い、皇太子殿下が新たな天皇に即位される2019年5月1日(水)から、新元号となります。

新元号の公表時期は、2019年4月1日(月)の11時30分に菅義偉官房長官が会見で発表し、正午ごろに安倍晋三首相が会見することが決定しました。

平成に改元したときは、小渕恵三官房長官が新元号についての首相談話を発表しましたが、今回は安倍晋三首相自らが新元号に込められた意義や国民へのメッセージを発表します。
天皇陛下の在位30年記念式典が開催される2019年2月24日(日)より後に、公表されるのではないかと予想されていました。
しかし、政府は、行政システムの改修期間をなるべく確保することを優先するため、「改元1カ月前の公表」で2019年4月1日(月)に公表となりました。

過去の元号は中国古典から取られています。新元号の候補には、中国古典だけでなく日本書紀などの国書から取る案も含まれていることが分かっています。
過去の元号は中国文学や東洋史の学者で考案されていましたが、新元号では、日本文学などの学者にも考案を依頼されています。

「昭和」から「平成」に改元した時の最終候補は、「平成(へいせい)」、「修文(しゅうぶん)」、「正化(せいか)」の3つでした。
「修文(しゅうぶん)」、「正化(せいか)」は、ローマ字表記の頭文字が、「昭和(しょうわ)」と同じ「S」で紛らわしいこともあり、「平成(へいせい)」が選ばれました。
新元号についても、ローマ字表記の頭文字が過去の元号(明治:M、大正:T、昭和:S、平成:H)と重複しないようにする方向で検討している様です。

新元号1文字目は、「和(わ)(W)」、「永(えい)(E)」、「栄(えい)(E)」、「光(こう)(K)」、「安(あん)(A)」などが予想されています。

新元号は、「和平(わへい)(W)」、「永安(えいあん)(E)」、「栄安(えいあん)(E)」、「光明(こうめい)(K)」、「安久(あんきゅう)(A)」、「永光(えいこう)(E)」などが予想されています。

2019年以降について、新しい元号が正式決定されるまでは、シンプルWebカレンダーは「平成」と表示しています。
⇒新元号の「令和(れいわ)(R)」に表示を変更しました。

新元号は20案から絞り込む

2019年4月1日(月)に新元号を決定するまで、20案程度から絞り込んでいます。
20案の中には、過去に例の無い日本書紀などの国書から取る案も複数含まれている様です。
20案から選定するにあたり、「読みやすさ」、「書きやすさ」、「国民の理想としてふさわしいような、よい意味」などが基準となります。
最終的に2案~5案程度が選ばれ、有識者などで正式に決定されます。

新元号で考慮する条件

以下、新元号で考慮する条件を、複数の政府関係者が明らかにしました。

2019年からの新元号が決定!平成から令和へ

2019年からの新元号は、「令和(れいわ)(R)」に決定しました。
2019年4月1日(月)の11時30分過ぎに菅義偉官房長官が会見で発表しました。

平成は、2019年4月30日(火)までとなり、2019年5月1日(水)に施工され、平成から令和に変わります。

「令和(れいわ)」の出典は、日本最古の歌集「万葉集」となります。国民文化を象徴する国書である万葉集の梅の花の歌から引用されたものです。
「令和(れいわ)」は初めて日本古典から引用された元号で、歴史上初めて国書を典拠とする元号となります。

「令(れい)」という字には、「良い」や「立派な」、「喜ばしい」などの意味があります。
「令(れい)」は、候補としては上がったことがある漢字のようですが、元号として初めて使用される漢字です。
「和(わ)」という字には、「なごやかな」、「仲の良い」などの意味があります。
「和(わ)」は、元号として過去19回使用されており、今回で20回目となります。
どちらの漢字も希望に満ちた漢字2文字で、前向きで力強く、とても良い元号だと思います。

山中伸弥京大教授ら各界の有識者9人による「元号に関する懇談会」で意見を聴いた上で「令和(れいわ)」に決定しました。

新元号に込められた意義や国民へのメッセージ

安倍晋三首相自らが、新元号に込められた意義や国民へのメッセージを発表しました。
新元号の「令和(れいわ)」に込められた意義は、
「人々が美しく、心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」
です。
国民へのメッセージとして、
「広く国民に受け入れられ生活に根ざすことを願う」
「あすへの希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる時代を国民と共につくりあげていきたい」
「若い世代にも夢・希望に向かい活躍できる時代であってほしい」
などが発表されました。
安倍晋三首相は、2006年~2007年の1次政権時代から「元号の典拠は国書の方がいいよね」と持論を語っており、それが実現したことになります。
2019年4月1日(月)の記者会見では、国書へのこだわりが表れており、
「我が国の悠久の歴史、薫り高き文化、そして四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいくべきだ」
と語っています。
会見では、SMAPの「世界にひとつだけの花」を平成を代表する歌として引き合いにだして、
「厳しい寒さの後に見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたいとの願いを込めた」
と語っていました。